プロジェクト概要

日本アンテナは国土交通省が推進する革新的河川管理プロジェクト(第一弾)に参画し、国が管理する鶴見川水系鳥山川を現場実証フィールドとして、試験計測を開始しました。

 

日本全国の中小河川には、予算的な制約等により、洪水時の避難行動の目安となる水位計が設置されていない河川が数多くあり、逃げ遅れによる人的被害も発生しています。

 

本プロジェクトは、従来の水位計の課題となっていた設置費用や、維持管理費用の課題を解決するため、最新技術を活用した「洪水時に特化した水位計」を開発することで、都道府県等が管理する中小河川等への水位計の普及を支援し、水位観測網の充実を図るものです。

日本アンテナのソリューション「クラウド型水位計」

日本アンテナは、長年の通信機器アンテナの開発で培った空中線合成技術や電気通信工事のノウハウ活用により、「水位計測」~「無線通信」~「設置」をワンストップでソリューション提供することが可能です。

このソリューションの関連技術において、18件の特許を出願中です。

「クラウド型水位計」4つの特徴

簡易型運用例

1. 場所を選ばず設置が可能

省電力な直接検知式(静電容量式)を採用。太陽光パネルと内蔵バッテリーにより場所を選ばず日陰でも設置が可能

2. 多様な取付方法に対応

水路壁、護岸部など、中小河川及び用水路にも設置が可能

3. 小容量データ通信による安価な通信費

親機~子機(水位計)間は無料回線。親機~クラウド間の安価な通信費のみで構築(見通し最大10km・200観測点まで可能)

4. 確実なデータ通信・通信安定性

双方向通信を生かした当社独自通信方式により安定した通信品質を確保

「クラウド型水位計」のシステムイメージ・設置例

システムイメージ

 

水位計設置例

現場実証の様子 鶴見川水系鳥山川(神奈川県横浜市港北区)

日本アンテナは、企業ミッションである「見えないものをつないで、みなさまの生活を豊かにする」のもと、このようなプロジェクトを通じて、今後の開発や市場導入を進めていきます。