自分が主担当として関わった製品が世の中に出て、インフラをそっと支えているというのは、技術者冥利につきる経験。醍醐味をあなたにも、ぜひ味わってほしい。

 

開発設計部 フィールドグループ パッシブ技術チーム

日本大学 大学院 生産工学部 卒

これが私の仕事

不要電波をシャットアウトするフィルターなどを開発しています。
川里工場で、通信用フィルター機器などを開発しています。主に官公庁や公共機関向けの製品&システムです。用途はたとえば防災無線、消防用無線など。フィルターは不要な電波をカットして、雑音を減らす機器です。通信技術部は三課体制で、一課は主として基地局用アンテナなどを所管。二課はモバイル端末の内部に搭載されるアンテナなど小型・精密製品を担当しています。そして私が所属する三課が主に官公庁や公共機関で使用されるフィルターなどを開発しているのです。三課は10人体制。課のなかでいちばん若い私は、先輩や上司の指導を受けながら、設計のアシスタント業務や試作、生産管理の一部などを担当しています。

だからこの仕事が好き!一番うれしかったことにまつわるエピソード

高速道路の無線基地局向け製品を開発しました。
そんな若手の私にも、どんどん仕事を任せてくれるのが日本アンテナです。ある日、上司から「新規設計を任せる」と言われ、高速道路の無線基地局向け製品を担当することになりました。メイン担当になるのはそのときが初めて。上司の指示を仰ぎながら、また同類既存製品のノウハウも勉強しながら、新しいフィルターをつくっていきました。そして試行錯誤しながらも無事に完成。他のプロジェクトとも並行して進めていた案件で、リリースまでは約半年かかりましたが、自分が主担当として関わった製品が世の中に出て、インフラをそっと支えているというのは、技術者冥利につきる経験でした。そんな醍醐味をあなたにも、ぜひ味わってほしいと思います。

ズバリ!私がこの会社を選んだ理由 ここが好き

大学でアンテナ工学を勉強し、その専門知識を伸ばしたかったから。
もともと無線通信に興味があり、大学ではアンテナ工学を学びました。その知識を活かし、さらに伸ばしたいというのが志望動機でした。といっても実は本格的に就職活動を始めるまで、日本アンテナの存在を知りませんでした。会社説明会で当社の穏やかな社風、モノづくりに真面目に取り組む姿勢などを知って、心から「この会社に入りたい」と思ったのです。

これまでのキャリア

所属部署は入社以来ずっと同じ。技術職です。

先輩からの就職活動アドバイス!

就職活動の途中まで日本アンテナの存在を知らなかった私ですが、無線・アンテナという「やりたいこと」や「針路」は、はっきり定まっていました。事前に自分がやりたいこと、たとえばモノづくり、サービスなど大きな括りは決めておいた方が良いと思います。