国土交通省 革新的河川管理プロジェクト(第一弾)に参画
~「洪水時に特化した低コストな水位計」の現場実証開始~

 日本アンテナは国土交通省が推進する革新的河川管理プロジェクト(第一弾)に参画し、国が管理する鶴見川水系鳥山川を現場実証フィールドとして、試験計測を開始しました。
 本プロジェクトは従来の水位計の課題となっていた設置費用や、維持管理費用の課題を解決する為、最新の技術を活用して「洪水時に特化した水位計」を開発することで都道府県等が管理する中小河川等への水位計の普及を支援し、水位観測網の充実を図るものです。
 日本アンテナは長年の通信機器アンテナの開発で培った空中線合成技術や電気通信工事のノウハウ活用により、「見えないものをつないで、みなさまの生活を豊かにする」を企業ミッションとし、今後の開発・市場導入を進めて参ります。

 

国土交通省ホームページ「洪水時に特化した低コストな水位計」の現場実証を開始!

日本アンテナ クラウド型水位計特徴

●場所を選ばず設置が可能
省電力な直接検知式(静電容量式)を採用。太陽光パネルと内蔵バッテリーにより
場所を選ばず日陰でも設置が可能

●多様な取付方法に対応
水路壁、護岸部など、中小河川及び用水路にも設置が可能

●小容量データ通信による安価な通信費
親機~子機(水位計)間は無料回線。親機~クラウド間の安価な通信費のみで構築
見通し最大10km・200観測点まで可能

●確実なデータ通信・通信安定性
双方向通信を生かした当社独自通信方式により安定した通信品質を確保

 

●システムイメージ(※)

※ 関連技術18件を特許出願中 

●水位計設置例

現場実証の様子
●鶴見川水系鳥山川(神奈川県横浜市港北区)