東芝グループの総合環境ソリューション企業である、東芝環境ソリューション株式会社(本社:横浜市鶴見区、取締役社長:吉田久律)は、日本アンテナ株式会社(以下「当社」)が開発した容量検知デバイスから収集したデータを、LPWA(※)を通じて当社のクラウドサービスに蓄積することで業務効率の改善につなげるソリューションを構築し、運用を開始いたしました。なお、LPWAサービスは京セラコミュニケーションシステム株式会社が提供する『Sigfox』通信回線を利用しております。
 東芝環境ソリューション株式会社では、広大な東芝グループ事業所内の産業廃棄物回収を行うため、廃棄物の多少に関わらず、定期的な巡回回収を必要とする現状を可視化し、必要なタイミングで回収を実現するDX化を推進することで、サービス向上及び業務効率の改善につなげていくことを目指しています。

 

 

 当社の容量検知デバイスの特徴は、必要なデータを必要なタイミングで収集できることであり、東芝環境ソリューション株式会社の要件と合致したことから採用に至りました。
 また、導入コストと運用コストにおいては、当社のクラウドとSigfox通信回線をご提案し低廉化を実現しました。

まず導入コストについては、当社のクラウドサービスを利用することで、デバイス設置数に応じた段階的な導入が可能となり、初期段階での導入コストの最適化を実現しました。運用コストにおいても設置環境とデータ容量から最も適したSigfox回線をご提案することで最適化を図っております。

 

 

 今後当社では、本ソリューションの課題や改善項目を抽出し、東芝環境ソリューション株式会社の業務効率の改善に向けたDX化をサポートさせていただくとともに、当社が掲げるサステナビリティ基本方針に基づくサービス展開を加速させ、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

 

※LPWA(Low Power Wide Area-network):省電力かつ長距離での無線通信が可能な通信技術

 

 

東芝グループ事業所内の容量検知デバイス設置の様子
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東芝グループ事業所内の容量検知デバイス設置の様子

本件に関するお客様からの問い合わせ先

 日本アンテナ株式会社 営業部 第二営業グループ