2022年5月16日

 

 既報の通り、当社におきまして2022年3月28日にシステム障害が発生いたしました。関係者の皆様には多大なるご迷惑をおかけしており、深くお詫び申し上げます。当社および第三者機関による調査結果についてお知らせいたします。
 

1.システム障害の状況と調査結果
 経緯につきましては、2022年3月29日の「システム障害発生に関するお知らせ」をご参照ください。
 当社内システムの多くが影響を受けましたが、第三者機関のアドバイス等も受けたセキュリティ対策を講じたうえで、順次個人PCでのメールの送受信及びサーバーへの接続復旧作業を行い、現在は障害を受けたシステムの代替サーバーの立ち上げ等を順次進めております。代替手段等を並行して採用することで、製品の生産・納入に重要な影響を及ぼすことはございませんでした。
 また、本件について、第三者機関から最終報告を受け取りました。その結果、機密情報または個人情報を含むデータが外部に流出した事実や、その疑いにつながる痕跡等は確認されませんでした。
 

2.再発防止策について
 今回のシステム障害は、ランサムウエアによるサーバーデータの暗号化により発生したものです。再発を防止するため、第三者機関のアドバイスを受け、サイバー攻撃やセキュリティインシデントに対する検知能力の強化やサーバー攻撃を受ける可能性を想定したシステムの導入等をすすめております。上記対応の結果、現状の再発リスクは十分下がっているとの見解を受けております。
 当社は、今回の事態を厳粛に受け止め、今後も継続的に専門の事業者のアドバイス等を受けながら、セキュリティ対策及び監視体制をさらに強化し、安全なバックアップデータの保全や情報セキュリティ管理体制強化に努めるとともに、従業員の情報セキュリティリテラシー向上のための社内教育等にも注力し、再発防止策を図ってまいります。



以上